若手俳優オタクが30超えて

観劇オタクの若づくりおばさん奮闘記

コスプレ観劇奴に遭遇した話②

怒りを堪え比較的冷静な序章を経て、コスプレ観劇奴に遭遇した話を続けます。

観劇って、劇を観るって書くじゃないですか。私たちは、観るお客さん、つまり観客です。私たちは、観る側なんです。観られる側じゃない。
私はレイヤーさんじゃないから間違っているかもしれないけど、コスプレって見られることを意識しているものではないでしょうか。キャラを愛しているから行うのだ、と仰る方も多くおられると思いますが、その方々も、見られることは全く意識していないのですか、と問うて、否定する方は少ないと思う。
話が脱線しましたが、観劇において客は観る側、観られる側はキャストさんです。キャストさんを観るためにお金を払う、それが観劇です。
でもその客席に、キャストに承認されることを意識した人が座る。場違いだし、目的が違う。コスプレで承認されたいなら、コスプレをするための場所に行けばいい。なぜ、キャストさんに自分のコスプレを承認されなければならないのでしょう?なぜ、他の多くのお客さんを不快にしてまで目立とうとするのでしょう?

ごめんなさい、全然わかりません。

 

観劇のためにオシャレするのも、キャストに対する承認欲求じゃないのか、という反論もあると思う。ドレスアップとまでは行かないまでもよそいきの格好して来てる人もいて、私にはそのドレスアップがコスプレなんです、という理論。

行き過ぎなんですよ。

友達の結婚式に、ウェディングドレスで来る人はいないでしょ。あ、阪急電車という小説にそういう短編がありましたがあれは物語だから置いておくとして、そう、観劇にコスプレって、招待された結婚式にウェディングドレスで来ちゃった状況。

そのことは常識がないとわかるのに、なぜ観劇にコスプレが非常識だとは認識できないのでしょうか?

 

あと、目の前にプロの叡智を結集した最高のコスプレ、ともいうべき形のキャストさんがいるのに、その前で自分のコスプレを披露できるメンタルの強さがもう全く理解の範疇外。私だったらその状態でキャストさんの網膜に映り込むくらいなら死を選びます、冗談ではなく本気です。

キャストさんが明らかに逸脱したマナー違反を構うことも問題だと言う人がいて、確かにそれも問題かもしれません。でも多くのお客さんを楽しませようと必死でパフォーマンスしているときに、冷静に選別できる役者さんは多くはない。そもそもファンサービス自体が、その名のとおりサービスであり、無給の残業みたいなものなのだから、そこにマナー違反を選別しろ、という要求はお門違いです。だって私たちがマナー守ればいいだけでしょ。
例えば同じ並びに、マナー違反が1人いて、そいつを無視するために他の多くのちゃんとしたお客さんを悲しませるわけにはいかないわけだから、私だったらそのマナー違反者も同じように相手すると思う。だってそうする以外どうしようもないでしょうよ。

いやすいません、大変おこがましいですが、もしも、もしも私だったら。もしも私が若手俳優で、熱狂の中でも冷静さを保てるタイプだったら、超絶笑顔からの頭撫でるフリしてウィッグもぎ取って投げつけると思います。神様ありがとう、私を男性若手俳優にしないでくれて。マナー違反者の過激な弾圧で炎上して仕事干されてたと思う。本当にありがとう。

私をそこらへんの適当な若づくりおばさんに造形した神とこの世界に、心からの感謝を。

 

長くなりましたが、③に続きます。