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若手俳優オタクが30超えて

観劇オタクの若づくりおばさん奮闘記

茶の間ちゃんウォーズ⑴

茶の間ちゃん、それは推しを真摯真剣に応援するものの天敵。

茶の間ちゃん、それはどこにでも潜み、どこからでも現れ、無意識無神経な言動でガチオタを打ちのめす。これは長年の友人が茶の間ちゃんに豹変し、交友を断つに至るまでの(主に精神面での)闘いの記録である。

 

思えば彼女は初めから茶の間ちゃんだったのかもしれない。だか私がそのことに気づいたのは付き合って5年も経過しようかという頃であった。

きっかけの発言をよく覚えている。

「ごめん!イケメンが来たら我を忘れちゃって!」

うんうん、あるよねそういうこと〜近づいてきたら想像以上にイケメンで、テンション上がって自分のことしか考えられなくなること〜

・・・あるかな。

いや待って待って、私少し前にあなたの推しが通路通ってハイタッチしに来た時、自分はタッチせずに体を避けて、あなたをぐぃーっと引っ張ってタッチできるようにしてあなた感動して泣いてたじゃん。さっき通路通ったあの人とタッチしたい〜!って私は開演前に言ってたし、実際通ったときあなたが半身になってて手を出せなかったんですけど。本命の推しじゃないわけだから、私がやったみたいにやれとは言わないけど、それでも少しは譲歩する姿勢とか隣のこと考えても良かったのでは?

でもこんなことそのときは言えなかった。だって、私彼女より年上だし、そもそもハイタッチは本編のおまけみたいなものだし、キャストさんのサービス残業だから、そこを求めすぎるのは大人げないし。

そう、30周りになると、大人げないってストッパーがかかるんです。オタクだから色んな年齢層の人と仲良くなって、好きなもの通じて普段出会わない人に出会うことができるのもオタク趣味の楽しみだと思うし、年齢なんてあんまり関係ないんだけど、でもやっぱり相手が年下だと一歩引きます。引けないときは引かないよって正直に伝えるし、相手が年下だから言って来ないのかなって気を遣って、言いやすいような接し方を心がけたり。今30くらいのオタクとつるんでる20代の子たち。居心地いいでしょ?だって30周りのおねいさんたちって経済的にも落ち着いてて優しいじゃないですか。話きいてくれたり、色んな経験してきてアドバイスしてくれたり。それってあなたのことが好きだから、友達が大切だから仲良くしていこう、あなたが気持ちよくいられるようにしようっていう努力の結果でもあるんです。

まぁ、このブログに出てくる私の茶の間ちゃんには結果的にそれは通じてなかった。この茶の間ちゃんはかなりのポエマーなんで、以後彼女をポエ美って呼びます。

ポエ美とはチケット交換で仲良くなりました。その頃一番好きだった舞台のたびに会って、ごはんして一緒に小旅行とか行ったり。ずっと観劇仲間として仲良くしていこうね〜なんて話してたんです。彼女が茶の間ちゃんに変貌していくまでは。

 

茶の間ちゃんウォーズ⑵へ続きます。